どこをとっても絵になるトゥサン。
湿地の多かった北方と違い、温暖で気候が良く、豊穣な土地みたいすね。
色彩豊かな植物、青い海に高い空、町も人もどこかのどかで開放的。
ここには北方の戦争や喧騒とは遠くはなれた安定した地。
Reshadeの関係で実際のゲーム映像より日差しの強そうな画像になってますが、
イメージ的にはブルゴーニュやフランス南部や北イタリアなどの
地中海~アドリア海に近い地域な感じでしょうか。
歩いてて非常に美しく、いわゆる日本人がイメージするファンタジーや
ジブリアニメみたいな風景によく似たものとなっておりますね。
トゥサン一帯にワイン農園が広がっており、名産となっています。
各地で品評会が開かれていたり、行商人も行き交う活気ある国。
交易も盛んなようでかなり経済的にも独立してそうな印象。
しかしワイン畑や地下貯蔵庫にはモンスターが住み着くことも多く、
その害虫退治にウィッチャーが呼ばれることもしばしば。
巨大ムカデや食虫植物など、北方とは異なるモンスターが生息しており、
ゲラルトさんには既に知る生物でもプレイヤーにとっては結構新鮮。
やはり骨格から異なる新種のモンスターはいいですな!
あと戦闘中にもオイルが塗れるようになったのは嬉しい変更。
設定的には刀に油をさすくらい入念に行う作業なので
戦闘中に酒ぶっかけるみたいな単純なものではないのだけど、
やっぱりプレイ的に便利だし。まあゴリ押ししかしてないけどw
そんな珍しい野生動物の数々を見たいと申し出る貴族のガイドを引き受けるw
観光でガイドをしてほしいのはこちらなのだが、そこはゲラルトさんに任せて、
ただ事の成り行きを追っていくだけでも面白いから困るw
駐在ゲラルト、時々ガイド。もちろん戦闘するのは本人だけ。
この謎の装置はメガスコープと呼ばれる映像記憶・再生装置の簡易版らしく
見たものを記録して、娘に見せてやるのだそうな。
ただの道楽かと思えば深い事情があったり、でも最後にはちょっとだけ
道楽家らしい毒を吐いたりするという面白いクエストでした。
新規アイテムとしてトゥサン名物っぽいワインがいっぱい。
なのだが食料の効果がほとんど同じになったようで、
文字通り腐るアイテムがなくなったのはいいことだけど
ちょっともったいない気もしますのう。
このへんは正直どの洋ゲーやっても思うんだけど、
「食料」に対するこだわりやシステムは和ゲーのが強い印象ですな。
いかなる侮辱にも耐え忍ぶが食事に口出されるとブチ切れるのが日本人。
(他人の飯にケチつけるのが多いのも日本人て気もするがw)
おにぎり=リヴァイアサンとかも他にもっとあるだろwとは思うけど
やはり譲れないものがあるのかもしれない。
ならばさっさと料理ゲーを作れと思うけど、プレイ中に腹が減るだけなので
こればっかりはVRでもどうしようもないですねえ。
自分でパン食っても、脳がステーキ味がするとかまで騙せるようになればw
一方酒に対するこだわりみたいなのはそこかしこから伝わってくる洋ゲー。
酒飲んで酔っ払ってぐわんぐわんの画面になる系がどこにでもあるw
そして酔っ払って素手格闘するのもお約束。
しかしゲーム内では殺人も酒も女も麻薬もやりたい放題なのが多い中、
タバコをすう主人公はほとんどいなくなりましたねw
格闘トーナメントクエストの相手の一人の濃さっぷりがヤバイw
乳首ピアスに♥の入れ墨にあれやこれや詰め込みすぎだろw
なのにスピード系に自信があるとかで「オレの拳をかわせるか?」と。
んなもん楽勝だろとやってみたら、回避ではなく受け流しが正解だそうでw
(LTでジャストガードするとカウンターになる動作が素手だと受け流しになる)
二度もやりなおすハメにw 日本語難しい。
クエストの合間に、貰った屋敷を改装して拠点整備を進める。
ほんとにこれトゥサンだけで一本のゲーム遊ぶみたいな感覚ですなw
DLC用データはウィッチャー装備のみ設計図を持っており、
霊薬・爆薬関係も一通り所持しているけど、上位版作成などは
レシピを購入したりしていかないといけない。
むしろそれが一番楽しいくらいなのだが、設計図入手のために
北方へ戻るのはめんどくさいので、店売りの設計図を片っ端から購入!
さらにウィッチャー装備の伝説級の設計図を入手すべく探索。
過去にエルフの鍛冶屋が住んでおり、彼を訪ねて多くのウィッチャーが
この地を訪れて設計を依頼したようだが結局ひとつも果たすことはなく、
伝説級の設計図だけがどこかに埋もれているのだそうな。
鍛冶屋ギルド長はその設計図のコピーを入手したいというので
もちろんゲラルトさんはそれを探しに。
蛇はないけどマンティコア流派という新たなものがあるので探しにいったものの
やはり装備可能レベルがたりずw これホントいらねえ。
しかし蛇もマンティコアもモンスターは見ていないのだがいるのだろうか?w
また狼はゲラルトさんのメイン流派で、しかもケイアモルヘンに
無料DLCで追加されたものがあるので当分保留というか最後にとっておく。
錬金術レシピも片っ端から買ってるのだけど素材が圧倒的に足りない。
店売り素材も数が限られているしお金も足りないし、
採取で気長に集めるのは現実的ではないし、そこが残念なところっすな。
見た目のわりに声が完全におばあちゃんの酒場店主w
でも最初の会話は楽しいんだけど、実際店の買い物とかはなんというか
あまり面白さや楽しさを感じないのもウィッチャーなんすよね。
トゥサンは裕福なのか商人の所持金が5000Gとかあって
なかなか全部巻き上げられないしw
売ってるものも特に地方性とかは感じないし・・・。
錬金用の酒はせっせと買い集めていたけど、それ以外のアイテムは
ロールプレイや縛りプレイにもあまり向いていない。
当然ながら支払った金をスリで奪い返したり桶をかぶせて目の前で盗んだり
店中あさってプライベートを暴いたり投資して所持金増やしたりはできない。
そんなのできるゲームの方が限られているのだが。
スカイリムはクエストほぼ放置でも時間が溶けるのに対して、
ウィッチャーはクエストやグウェントで時間が溶けるゲームという感じ。
ウィッチャーはNPCの生活感も多彩だし、クエストや会話は楽しんだけど、
逆に言うとそれ以外のところはほとんどないという感じなので、
あくまでも旅人として通りすがる事しかできないし、
NPCもウィッチャーに用事がなければ絡むことはない。
クエスト、店、グウェントでしか村人と関われない。
そこがちょっとさみしくもあるんですよね。
本や石碑や百科事典、クエスト会話でいろいろ知るのも楽しいんだけど、
トゥサンの事とかワインの事とか侯爵夫人や騎士の話とか、
もっとそこらのどうでもいい人の話を聞きたい。
でも村人と仲良くなれない・ならない、旅暮らしなのがウィッチャーであり
ゲラルトさんなのである。彼にできない事はプレイヤーもできないし、
彼を通してしか世界を知るすべがない。だからロールプレイはできない。
この点に関してはベセスダゲーには全く及びません。
それでも面白いのはやはりゲラルトさんのリアクションがいちいち面白いからw
あとこれ以上テキスト増えると声優やローカライズスタッフが死ぬw
タイタンフォールやバトルフィールドの容量がデカくてビビるんだけど
ウィッチャーも同じくらいデカイんだけど、その多くが音声データだそうで、
圧縮すると音質下がってなかなか大変らしいすね。
最近もスカイリムSE版の音源が圧縮で劣化してたので再配布なってたりしたし。
個人的に洋ゲーもやっぱり全部日本語化で会話聞けるほうが絶対好きだし、
没入感がまるで違いますからねー。
突き飛ばされた村人や名無しNPCの一言とかはもっといろんなゲームで
使いまわしてもいんでは?とも思うw
じっくりストーリーを楽しんでいこうとDLCを始めたくせに
やっぱりサブクエばかりやっている私です。
このメインほったらかして好きに遊んでるのがいいんですよねえw
というわけで血塗られた美酒のストーリー日記は後回しにして
今は好き放題遊んでいこうと思います。